私の体験によると、濡れた髪を拭いた後のタオルに50本以上の毛が付着していたら危険です。その後、10年以内には頭頂部に生えている毛が全盛期の3分の1以下にまで減少してしまいます。

 

かゆみの発生頻度、フケの量が多い人はAGAになりやすいといわれていますが、あまり関係ないと思われます。私の頭部は別に洗髪の手抜きをしたから薄くなったわけではありません。風呂には毎日入り、シャンプーを使って隅々まで洗髪をしていました。

 

私が恐怖を覚えたのは20代後半の頃です。ある日、ふと頭を拭いた後のタオルに目を通すと、大量の髪の毛がこびりついているではありませんか。その毛を落とし、もう一度タオルで頭を拭くと、また髪の毛がびっしりと付着していたのです。

 

頭に触れるたびに抜けてしまう髪の毛にゾッとしたのを、10年以上経った今でもよく覚えています。
当時の私は悩むのが一番髪の毛に悪いと信じていたので、この前兆が起きても気が付かないふりをし放置しました。これが、私の大きな過ちです。このとき、育毛剤などで何らかの対策を講じていれば、太陽の光が反射するほどの薄毛にはならなかったように思います。