M字と生きる私のポジティブ思考

こんにちは。今日は、私の長年の友人でもある「M字くん」との付き合い方について、少しお話ししようと思います。そう、何を隠そう、私の額にはくっきりとM字のラインが刻まれているのです。最初に気づいたのは20代後半。鏡を見るたびに、じわじわと後退していく生え際に、正直なところ、当時はかなり落ち込みました。「若いのになんで?」「このまま全部なくなっちゃうの?」なんてネガティブなことばかり考えて、帽子が手放せない時期もありました。育毛剤を試したり、生活習慣を見直したり、色々やりましたが、M字くんの勢いを完全に止めることはできませんでした。でもある時、ふと思ったんです。「これって、そんなに悪いことなのかな?」って。確かに、フサフサの髪に憧れがないわけではありません。でも、M字だからといって、自分の価値が下がるわけじゃない。むしろ、このM字くんを自分の個性として受け入れて、堂々としていた方がカッコいいんじゃないか、と。それからは、無理に隠そうとするのをやめました。美容室では、M字が目立ちにくい髪型ではなく、むしろM字を活かせるような、清潔感のあるベリーショートにしてもらうようになりました。するとどうでしょう。周りの反応も意外と悪くない。「潔くていいね」「かえって似合ってるよ」なんて言われることも。もちろん、お世辞もあるかもしれませんが、自分自身がM字を気にしなくなったことで、表情も明るくなり、それが相手にも伝わったのかもしれません。ファッションも、以前は髪型を気にして選んでいた部分がありましたが、今はもっと自由に楽しめるようになりました。帽子もおしゃれアイテムの一つとして、積極的に取り入れています。大切なのは、見た目の一部であるM字に囚われすぎず、内面から自信を持つこと。趣味に没頭したり、仕事に一生懸命取り組んだり、自分自身を磨くことに意識を向けることで、M字なんて些細なことだと思えるようになってきました。もちろん、AGA治療など、医学的なアプローチを否定するつもりは全くありません。それも一つの有効な選択肢だと思います。ただ、もしM字はげが「治らない」ものだとしても、それを受け入れて、前向きに、自分らしく生きる道もあるんだよ、ということを伝えたいのです。M字は私のチャームポイント。そう思えるようになった今、毎日がとても楽しいです。