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AGA治療と生活習慣改善で期間短縮?
AGA治療を始めて、フィナステリドの服用とミノキシジルの塗布を日課にしています。医師からは、効果を実感するまでには早くても半年はかかると言われていましたが、僕は少しでも早く効果を実感したい、そして治療効果を最大限に高めたいと思い、薬剤治療と並行して生活習慣の改善にも積極的に取り組み始めました。まず見直したのは食事です。それまでは外食やコンビニ弁当が多く、栄養バランスも偏りがちでしたが、髪の毛の主成分であるタンパク質(肉、魚、大豆製品)や、髪の成長に必要なビタミン、ミネラル(特に亜鉛やビタミンB群)を意識して摂取するように心がけました。野菜や海藻類も積極的に摂り、ジャンクフードや脂質の多い食事は極力控えるようにしました。次に睡眠です。以前は夜更かしが多く、睡眠時間も不規則でしたが、毎日同じ時間に寝起きし、7時間以上の質の高い睡眠を確保するように努めました。寝る前のスマホやパソコンの使用も控え、リラックスできる環境を作ることを意識しました。そして、適度な運動も取り入れました。週に数回、ウォーキングや軽いジョギングを行い、血行を促進し、ストレス解消にも繋げました。タバコは元々吸いませんでしたが、お酒も付き合い程度に控えるようにしました。これらの生活習慣の改善を始めて3ヶ月ほど経った頃、薬剤治療の効果なのか、生活習慣改善の相乗効果なのかは分かりませんが、シャンプー時の抜け毛が明らかに減ってきたことを実感しました。医師が言っていた「半年」よりも少し早い段階での変化に、僕はとても勇気づけられました。もちろん、生活習慣を改善したからといって、AGA治療薬の効果発現期間が劇的に短縮されるわけではないでしょう。しかし、健康な髪を育むための土壌を整えるという意味で、生活習慣の改善は、薬剤治療の効果をサポートし、より良い結果に繋がる可能性を高めてくれるのではないかと、僕は自身の経験から感じています。AGA治療は長期戦ですが、日々の小さな努力の積み重ねが、いつか大きな変化を生むと信じて、これからも続けていきたいと思います。
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過度な飲酒が招いた私の髪の悩み
若い頃の私は、お酒の強さに多少の自信があり、飲み会ともなれば率先して杯を重ねるタイプでした。仕事のストレスや付き合いもあって、ほぼ毎日のように深酒をする生活が数年続いた頃、ふと鏡を見て愕然としたのです。以前は豊かだった髪のボリュームが心なしか減り、特に頭頂部が薄くなっているように感じました。最初は気のせいか、あるいは年齢的なものだろうと軽く考えていましたが、美容室でも「少し髪が細くなりましたね」と指摘され、いよいよ無視できない問題だと認識するようになりました。思い返せば、当時の私は食生活も不規則で、栄養バランスなどほとんど考えていませんでした。お酒のつまみは揚げ物や味の濃いものが中心で、野菜を摂る機会も少なかったように思います。睡眠時間も不規則で、夜遅くまで飲んで帰宅し、翌朝は寝不足のまま出勤するという悪循環。今思えば、髪にとって良いことなど何一つしていなかったのです。特にアルコールが髪に良くないと具体的に知ったのは、薄毛を意識し始めてから色々と調べるようになってからです。アルコール分解でビタミンが消費されること、肝臓への負担、睡眠の質の低下など、自分の生活習慣がことごとく髪の健康を損なう行為だったと気づき、大きなショックを受けました。それからは、まず飲酒量を減らすことから始めました。週に数日は休肝日を設け、飲む日も量を以前の半分以下に抑えました。食事も野菜やタンパク質を意識して摂るようにし、できるだけ早く寝るよう心がけました。すぐに劇的な変化があったわけではありませんが、数ヶ月続けるうちに、まず体調が良くなったことを実感しました。そして、半年ほど経った頃には、抜け毛が減り、髪に少しコシが戻ってきたように感じられるようになったのです。もちろん、薄毛の原因は一つではないでしょうし、私の場合は飲酒習慣の改善が大きなきっかけになったというだけで、全ての人に当てはまるとは限りません。しかし、あの時の経験を通じて、日々の生活習慣がいかに大切か、そして過度な飲酒がいかに体に負担をかけるかを身をもって知りました。今ではお酒と程よい距離を保ち、髪だけでなく体全体の健康を意識した生活を送っています。